12月12日(月)


Astor Piazzolla





Astor Piazzolla in Portrait









少し前、DVD、いいの見つけた!っと何枚か購入した内の一枚。


ピアソラ。


音楽は結構聴いていたけれど、

彼について断片的なことしか知らなかった。


このDVDは、彼と共に演奏したミュージシャンが多数登場し、

彼について語るだけでなく、

ピアソラ自身、彼の子供たち、孫、関わった女性達、などの

インタヴュー、語り、なども収録、


もちろん、音楽もたくさん聴ける、盛りだくさんのメニュー。


"Tango Nuevo" まさに、その通り♪



12月7日(水)


タイトルのようなコピーのDMメールが届いた。


State of Mind [from US] [Import]




Raul Midon / State of Mind








今風音楽からは結構離れてしまっている私だけれど

試聴してみた。



...と、いきなり1曲目から、アコギにしびれます。

美しいメロディライン。

デビューアルバムとは思えない出来...



オフィシャルサイトからの抜粋 --------------------------


「盲目でありながら、超絶のギター・テクニックをもってラヴ・ソウルを唄う…
ソウルの神様“スティーヴィー・ワンダー”が認め、

ギターの神様“ジェフ・ベック”も絶賛した

話題のアーティスト“ラウル・ミドン”。

多くの人を感動させ虜にした噂のライヴが、

下記の日程で行われる事が決定!」



「ラヴ・ソウル」
 お試しあれ♪


12月5日(月)


この2、3ヶ月、にわかに仕事が忙しくなり、

ついに夢まで見るようになって、SOS気味...


アルヴォ ペルト






アルヴォ・ペルト
~フーガのための24の前奏曲









レーピンとルガンスキーのリサイタルで

初めて彼の「フラトレス」を聴いて以来、


気になっていたペルト。


俗世を忘れ、魂が浄化されるような彼の曲。


少し前にTVで放送された、「アウシュビッツ」に

このフラトレスが使われていたが、

人々の嘆きを象徴するかのようで、

その選曲が素晴らしく思えた。



彼の音楽はどれも決してハッピーソングには聴こえないが、

作者である彼の日常は、

ひたすら穏やかで平和に過ぎていくようだ。

ゆったりと静かな日々...




クレーメルとキース・ジャレットのフラトレス♪


ペルト:タブラ・ラサ




ペルト:タブラ・ラサ








11月27日(日)



タンゴを聴いて、ラテン系気分はフラメンコに向かう。


以前、トマティートを聴きに行ったときに知ったDVD。



サロメ



Salome







監督はあのフラメンコ の Carlos Saura 。


主演は来日したアイーダ・ゴメスで、

私は全く踊りのことはわからないのだが、

ここでの踊りはフラメンコではなく、スペイン舞踊というらしい。


前半にメイキングシーンがあり、

その後に本編 Salome の舞踊が始まる。


踊り手たちの鍛錬を重ねた美しい肉体

無駄のない動き、表情、

光とシルエットの演出...


そして音楽は、ロケ・バーニョスという人だが、

場面にふさわしく、観る者を一層引き込ませる。


監督が、

今はまだ若くそれほど名も知られていないが、

これから飛躍していくだろう

というようなことをコメントしていたが、

それが実感できる。


もちろんギターの演奏はトマティート。




extra で監督やアイーダのインタビューがあったのも

よかった。




11月27日(日)


先日、わが故郷にタンゴを聴きに行ってまいりました。



小松 亮太&タンギスツ ファイナルツアー


前にも書いたけれど、私はこのタンギスツのメンバー

近藤 久美子のヴァイオリンにやられています。


ある時は甘く優しく、ある時は切ない哀愁ロマンに身を焦がし、

そしてまたある時は、情熱のステップを踏み鳴らし...


残念ながら、まだそれほどCD等が出ていないようで、

聴く機会に恵まれないのですが。


もっとも、CDなどよりライブの方が

その魅力をぐっと堪能できると思います。


アグア・ベルデ


Agua Verde










11月24日(月)


Yumi さんに教えていただいた、AccuRadio には脱帽!


色々なジャンルの中にそれぞれまたサブチャンネルがあって、

驚くほどたくさんのプログラムが聴ける。


で、Piano Soloists というチャンネルで、

ランランのラフマニノフ、コンチェルトの3番をやっていた。


ランランを初めて聴いたのは、Verbier での

10台ピアノの競演を芸術劇場かなにかで観た時。


あのぐりぐり目玉の表情と指の動きに圧倒されてしまい、

ソロを聴こうという気にならなかったのだが、


今、音楽だけを聴くと、


すごく繊細でゴージャスなラフマニノフだ。


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番





Lang Lang / Rachmaninoff Concerto No.3




これを聴いて、あの姿は想像できない。


ごめんね ランラン。




11月23日(水)


泣ける映画、について書きながら、ふと思う。



泣ける曲は......?



心をつかまれるような曲はたくさんあるけれど、


毎回聴くたびに


エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲



Du Pre / Elgar








激しすぎかなと思いながらも、

むせび泣くチェロにやられてしまいます。



...彼女の生涯とは関係ありません。


ところで、バレンボイムとバルビローリのを聴いてみましたが、


この曲に関しては、

私は、バルビローリとの共演の方が好きです。





11月22日(火)


観たのはもう何年も前だけれど、


泣ける映画といったら、やっぱりこれ!



セント・オブ・ウーマン/夢の香り



セント・オブ・ウーマン/夢の香り







人に貸したら、妹と二人で泣きまくったと言っていましたので、


思い切り泣きたい方、是非どうぞ。



ところで、この映画の中で、盲目の退役軍人アル・パチーノが

レストランで出会う若い女性、ガブリエル・アンウォーと

タンゴを踊るシーンがあります。


すっかり影響されて、Shall We Dance? は観ていないのですが、

ダンスを習いに行ってしまいました。


...が、しかし現実は厳しかったのでした...




11月14日(月)


神奈川県民ホール主催の「詩と音楽」全4回シリーズ

最終回は 「English! Shakespeare から World Languageへ」。


ルネサンス音楽はどうも苦手なのだが、


前回のフランスものの企画が、

原詩の朗読、演奏、解説、と非常に面白かったのと、


何と、プログレファンなら絶対ご存知、

あのヘンリー8世の創った曲がプログラムにあるというので、


どんな展開になるのか楽しみにしていた。



のだが、この日はどちらかというと、アントネッロ という

アンサンブルの演奏が主体となったものだった。


出演者にピーター・バラカンの名もあったので、


もう少しトーク的なもの、-この日のテーマ、イングリッシュ

に関して、とか、選曲についてとか -も期待していたのだが。


さて、ヘンリー8世の

「気の合う友とすごすのが」 Pastyme with good companye は、

どちらかというとアップテンポの曲だった。


アントネッロ主宰者の濱田氏の解説書によれば、


ヘンリー8世の作品のほとんどが、「パクリ(当時は日常茶飯事)」

だそうで、この曲も、流行歌の「私の哀しみ」にそっくりだという。


曲の印象は薄いのだが、この曲の次に、

ヘンリー8世からアン・ブーリンへの恋文、が朗読されたのだ。


内容は、


...あなたが出発してから私を苦しめている孤独を

お知らせしようと思い、この手紙を書いています。...


で始まる、アン・ブーリンの不在を嘆く、

王というより1人の恋する男の手紙だった。


この後、彼女を断罪してしまうのだから、

フクザツ、な気分。



面白いCDを見つけた♪----------------------------------


Ritchie Blackmore's Favorite Classics


Ritchie Blackmore's

Favorite Classics






といっても、リッチーが演奏しているのではなく、


彼が選曲し、ライナーノーツを書いているのだが、

ルネサンス音楽がいくつも入っていて、


彼のルーツはこれ?という興味深いアルバム。