10月23日(日)


Bashmet & Moscow Soloists 。


今回は、Bashmet 3日目。


前半は、ブランデンブルグの6番と、森麻季のソプラノでヘンデル。

後半は、武満の3つの映画音楽とモーツァルトの協奏交響曲。


この中で、武満の3つの映画音楽は、以前彼らの演奏で聴いて以来、

すっかり気に入ってしまい、すごく楽しみにしていたもの。


彼らはよく武満を演奏するようだが、残念ながらCDがでていない。


特に現代音楽だとか武満が好きなわけではないけれど、

(「夢の時」という曲を聴いた時など、

本当に夢の中に行ってしまいそうだった)

数ある武満の曲のなかでも、この3つの映画音楽は、とても聴きやすい

と思う。


特に「ワルツ」なんて、モノクロの回想シーンとかパリの風景とかが

浮かんできて、うっとり。


この日はアンコールが何曲かあったのだが、

その中で、シュニトケのポルカにまたうっとり。

スラブ風の雰囲気の美しい音楽だった。


いつも思うのだが、Bashmet や Moscow Soloists は

ショスタコやシュニトケや武満を演っている方が絶対合っている。


チャイコやモーツァルト、バッハもいいけれど、

彼らの個性や良さがあまりよく伝わってこない。


ところが、ショスタコなんかになるといきなり水を得た魚のようだ。

どんぴしゃ!これで決まり! みたいな。


だから、もっとそういうプログラムにしてください。

そして早く武満出してくださーい♪


武満徹:黒い雨/利休~自撰(映画音楽)


武満徹:

黒い雨/利休~自撰(映画音楽)


こちらは、ロンドン・シンフォニエッタ



シュニトケのポルカ




シュニトケのポルカ


  こちらはクレーメル。