10月30日(日)


普段、管楽器はあまり聴かないのだが、

年に1ぺんくらい、フランス的なものを感じたくなった時に

コンサートに行く。


今回は、豪華メンバーの Les Vents Francais 。


フルートがパユ、オーボエがルルー、クラリネットがメイエ、

ホルンのヴラトコヴィッチ、バソンのオダン。

ピアノがル・サージュ。


プログラムは、イベール、リゲティ、望月 京(初演)、

ミヨー、オーリック、プーランク。


さすが、各界のスターだけあって、一糸乱れぬアンサンブル、

バソンやホルンなどいつもオーケストラの後方でしか

聴かないような楽器も前面にでて、面白い。


世界初演の望月 京のラグーンも興味深い曲だったが、

私にとってのメインは、プーランクの六重奏曲だった。


Les Vents Francais
/ Sextuor-french Modern Wood Wind Works



プーランクというと思い出すのだが、


彼は、自分の曲の演奏者について、よくこぼしていたと言う。


正確には覚えていないが、

...ソースはたっぷりこってりでなくてはならない。

みんなペダルの踏み方が足りなすぎる...


みたいなことで、

そうか、プーランクはソースやバターたっぷりのフランス料理なんだ、

と感じ入ったのだが、


今回のこの曲は、なじみやすい旋律、5つの管楽器とピアノが

華やかで楽しめる。



ところで、ル・サージュのピアノをきょう初めて聴いたのだが、

柔らかく軽いタッチで、時に jazzy な感じもあって、

すごく気に入ってしまった。


軽妙洒脱、というのか、

これが、Kissin に感じられないところなのだが。



...これを書きながら、久しぶりに Sofronitsky を聴いて

しびれてます。


声入りです。  うーん、熱いぜ!


この何日かで、ロシア、スペイン、ドイツ、フランスを

旅してしまった。


このあと、GyaO 配信終了前に、

Paul Weller をもう一度観るので、プラス英米?


止まりません。

Music is my drug !